口臭について
口臭は、体臭・足や腋の臭い、加齢臭などと並ぶ悪臭の一つです。この口臭について、基準臭というものがあります。
・バラのような香り(β-フェニルエチルアルコール)
・腐卵臭、キャラメルソースのような臭い(メチルシクロペンテノロン)
・腐油臭、靴下が蒸れたような臭い(イソ吉草酸)・桃の缶詰のような熟れた果実の臭い(γ-ウンデカラクトン)
・屎尿の臭い(スカトール)
この5つの臭いが単独で、または混ざって感じるのが口臭です。
一時的な口臭
口臭は気になるものですが、生理的な口臭は誰にでもあります。
健康な人や普段は口臭が気にならない人でも、朝起きた時や、お腹がすいた時、緊張したりして強いストレスがある時、疲れている時など、状況によっては口臭があります。
これは唾液の分泌変化によるもので、唾液には口腔細菌を洗い流す作用があり、唾液の分泌が充分であれば口腔細菌の活動を抑制します。
しかし、睡眠中など唾液の分泌が低下することによる乾燥で、口腔細菌の活動が活発になり、その結果口臭の原因となるのです。
この口臭は気になるものではありませんが、清潔にしていないと悪臭の口臭へとつながるので注意しましょう。
口臭と嗅覚
強い口臭を持つ人は、自分で口臭を自覚しているのでしょうか。
嗅覚は、同じ臭いを長時間嗅いでいると、その臭いに慣れて特に臭いを感じなくなります。
そのため、自分の臭いを自分で自覚するのは難しくなります。
その一方で、自分自身の臭いに敏感な人は、周りの人が全く感じていないにも関わらず、自分の臭いで悩んでいますが、これは臭いを感じる濃度が自分自身のものであれば高く、他人のものであれば、鼻の奥の「臭いセンサー」に到達する前に低くなるので感じない、という仕組みによるものです。